沖縄で外国人観光客に人気のスポットにはどんな魅力がある?

沖縄には外国人観光客も数多く訪れます。「おもてなしの国・ニッポン」が注目される中、日本とも違う独特な風景が魅力の沖縄。では沖縄を訪れる外国人観光客に人気のスポットとはどんな魅力があるのでしょう?

琉球文化に出会う旅【首里城】

かつて「琉球」と呼ばれ、東アジアの貿易拠点として栄華を誇った沖縄。琉球王朝の権力の象徴であり国王の居城でもあった首里城は、まさにその時代の琉球王国の華やかな姿を今に伝える沖縄のシンボルでもあります。

中国文化に深く影響を受けて作られた首里城

沖縄の築城方法は、全国的にみられる築城方法とは少し異なります。独立国家として様々な国と貿易を行ってきた琉球は、とりわけ中国との貿易を重視してきました。貿易を通じて国交を持つようになった琉球は、中国の文化に深く影響を受けています。

政治の中心でありつつ信仰上の聖地でもある首里城

一般的に城を建てる際、城は政治の中心であり権力の象徴として建てられます。そのため城を立てる場所も政治の中心地としてふさわしい場所が選ばれます。ところが首里城が首里の小高い山の上に建てられた理由は、それだけの理由ではなかったという説があります。

かつて首里城の敷地内には、10か所の御嶽と呼ばれ聖域がありました。中でも下之御庭と呼ばれる場所の中央には「首里森御嶽」と呼ばれる聖域があり、聞得大君と呼ばれる宗教上最高位の女性を筆頭とする神女たち以外は立ち入ることが許されていない神の領域でした。

実は琉球王国は、政治と宗教が一体となっていました。政治・経済の最高権力者は国王が務めていましたが、宗教上の最高位である聞得大君は代々王族の女性が務めていました。聞得大君は国王と国家を守る「おなり神」として、日々国王の健康と国家の安泰を神に祈る役割を担っていました。だからこそ宗教は政治と同等に重要であると考えられ、聞得大君にも絶大な権力が与えられました。そんな琉球王国独特の考え方が凝縮されているのが、首里城といっても過言ではないでしょう。

奇跡の1マイル【国際通り】

国際通り

ここ数年でアジア系の外国人観光客の姿が急増した印象がある那覇市のメインストリート・国際通り。国際通りはかつて「奇跡の1マイル」と呼ばれ、全長約1.8㎞にも及びます。でも国際通りと呼ばれるようになった由来は、「終戦直後荒れ果てて何もなかった那覇の街に一日でも早く人々の笑顔が戻ってきてほしい」という思いを込めて建てられた「アーニーパイル国際劇場」が関係しています。

アーニーパイル国際劇場は、沖縄の地上戦で巡視したアメリカの従軍記者「アーニーパイル」から名付けられています。今では年間通して数多くの人々でにぎわうメインストリートにまで発展した国際通りですが、アーニーパイル国際劇場が建てられる以前は建物一つない荒れ地にすぎませんでした。そこに米軍政府と琉球政府が協力し沖縄の民間会社が建てたのが、アーニーパイル国際劇場。そして「アーニーパイル国際劇場がある通り」ということから、人々の間でいつの間にかに「国際通り」と呼ばれるようになります。これが国際通りと呼ばれるようになった由来といわれています。

アーニーパイル国際劇場をきっかけに復興していった国際通り

アーニーパイル国際劇場が那覇の街に誕生すると、それをきっかけに次々と人が集まるようになります。人が集まるようになると闇市が至る所でおこり、娯楽だけでなく生活のために国際通りを人々が訪れるようになります。こうしてわずか約1.8㎞の通りを中心に数多くの商店や市場、娯楽施設、レストランなどが集まるようになります。これが今の国際通りの原型となります。

多言語に対応できるのが魅力

沖縄はかつてアメリカの占領下におかれていました。米軍関係者相手の商売も多く、商売をするために必要に迫られて英語が話せるようになった人もたくさんいます。そんな沖縄では、比較的早い段階から多言語に対応した商売が定着しています。

今でも数多くの米軍関係者が住む沖縄県内では、普通の飲食店であっても日本語と英語の両方でメニューを表記していることもありますし、店によってはアメリカ紙幣での支払いがOKの場合もあります。このように沖縄はもともと外国人観光客に対してウェルカムな姿勢があります。こうした沖縄ならではの環境も「外国人観光客が安心してショッピングを楽しむことが出来る場所」として国際通りの認知度を上げた一つの要因にあるのかもしれません。

「本当の自分に出会える」ビーチが魅力【恩納村】

海

ストレス社会を生きる現代人にとって「本当の自分を取り戻す時間が欲しい」と思うのは世界共通の願いです。慌ただしく毎日を過ごしているといつの間にかにストレスが溜まってしまい、誰からでも「ステキ」といわれた笑顔を忘れてしまったり、大切な人と些細なことでケンカをしてしまったりします。

そんなストレス社会で生きる現代人にとって本当の自分を取り戻すきっかけを与えてくれるのが、穏やかな時間の流れの中で見ることが出来る恩納村の美しい海のある風景です。

数多くの極上ビーチが集まる恩納村

恩納村はリゾートホテルが密集するエリアです。どのホテルも美しいビーチに面して建てられており、時間によって表情を変える様々な海の姿を楽しむことが出来ます。

特に恩納村のビーチはマリンアクティビティが充実しているため、日中は思いっきり体を動かして日頃のストレスを発散することが出来ます。夕方には日中のにぎわいが嘘のように静かになるビーチでは、思わず見とれてしまうような美しいサンセットを楽しむことが出来ます。

非日常の空間に身を置くことによって、穏やかな自分時間を取り戻すことが出来る恩納村の極上ビーチ。そんな素敵な場所だからこそ、恩納村が外国人観光客に人気があるのでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする