沖縄のひなまつりはちょっと違う!?

ひなまつり

3月3日は「ひなまつり」ですね。お雛様を飾って、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物を食べたり、桜餅やひなまつりケーキでお祝いします。沖縄のひなまつりはちょっと違うと聞いたので、調べてみました。

お雛様は飾らない?

1月の半ばくらいから、おもちゃ屋さんなどの店頭に「お雛様」が並びますが、沖縄の家庭でお雛様を飾るのは少数派なんだそうです! 幼稚園や保育園、児童館など公なところでは段飾りのお雛様を飾ってお祝いをします。

ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、桜餅、ひなまつりケーキは本土の習慣が伝わったもののようで、ケーキは時々見かけますが、他はほとんど見られません。なぜ?と思ったら、沖縄では、ひなまつりと同様に女の子の健やかな成長と健康を願う「女性の節句」の日がちゃんとあるからでした。それは「浜下り(はまうり)」と言うもので、旧暦の3月3日に行われます。

「浜下り(はまうり)」ってなにをするの?

浜下りの日には、家族や友人と浜辺に行って、海水に手足を浸して身を清めます。浜下りの手順は以下の通りです。

  1. 額に3回海水をつける
  2. 祈りをささげる
  3. 白い砂浜に足をつける

最近は儀式や行事という色合いは薄れて、潮干狩りやお弁当を食べるピクニックのような楽しいイベントのひとつになっています。なかにはバーベキューをする人たちもいるそうです。

浜下りの由来

浜下りの由来は諸説あるようですが、よく知られている言い伝えをご紹介します。

「むかしむかしあるところに、娘がいました。美男子と出会い、二人は恋に落ちました。

娘は美青年の子供を身ごもりますが、美青年の正体はアカマタ(蛇)だったのです。

娘はお爺さんに相談すると、「浜辺に行って、海水で身を清めなさい」と言ったので、娘は言われたとおりに海水で身を清めました。

すると娘の体からアカマタの子供がジャラジャラと流れ出て、娘は身を清めることが出来ました。」

浜下りの言い伝えも、ムーチー(鬼餅)の言い伝えも大人向けな話になっているのは、なぜなんでしょうね?

浜下りのお料理は

本土でも同じだと思いますが、それぞれの行事にはつきものの食べ物があります。

浜下りには、「三月御重(サングァチウジュー)」「三月菓子」があります。「三月御重」は沖縄の行事でよく見られる重箱料理に似ていますが、もう少しカジュアルです。紅染めの花イカ、赤飯のおにぎり、フーチバームチ(よもぎ餅)などがよく見られ、女の子のお節句らしくカラフルな彩りになっていて、どの料理も奇数で揃えます。

「三月菓子」はサーターアンダギーを四角くしたお菓子です。

浜下りの人気スポット

海に手足をひたせるだけでなく、潮干狩りの出来るところに人気があります。人工ビーチでは貝は採れませんから、天然の遠浅のビーチが良いですね。

瀬長島
那覇空港から近い小さな島に、瀬長島温泉ホテルとウミカジテラスもあるので、楽しみ方もいろいろです。
海中道路
うるま市にある海中道路は、浜下りや潮干狩りにとても人気のあるスポットです。
泡瀬干潟
県総合運動公園の近くなので、ファミリーに人気のスポットです。

浜下りの注意点

旧暦の3月3日は新暦の4月ごろとなります。この時期でも紫外線は強烈なので、長袖シャツ、帽子で紫外線対策をして下さい。

潮干狩りは干潮前後の3時間が適しています。事前に干潮時刻を確認してください。浜辺によっては貝だけでなく、もずくやアーサが採れるところもあります。サンゴやウミガメの子供は持ち帰ってはいけません。イモガイなどの危険生物に注意してください。

家族や友人同士で女の子の成長と健康を願いつつ、潮干狩りを楽しんでみませんか?

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