沖縄にはバナナの種類が豊富です

沖縄を歩いていると、空き地や家の庭にバナナが植えられていることに気がつきました。亜熱帯性気候の沖縄なので、屋外でもバナナが栽培できるのですね。また、沖縄のスーパーや市場へ行くと、本土のスーパーと比べてバナナがたくさん並んでいます。手軽で栄養豊富なバナナに人気があるのですね。バナナの魅力に迫ってみましょう。

バナナ

一年中見ることのできるバナナはフィリピン産のバナナです。最近はブランド化されていろいろな名前で販売されています。沖縄でも栽培が可能なのですが、大量生産はむずかしく、市場に出回ることはないようです。

島バナナ

島バナナ

一般的なバナナのほかに、島バナナをよく見かけます。1本10センチ程度の小さなバナナです。これは、一般的なバナナともモンキーバナナとも品種が異なっています。

写真のような緑色のままで販売されていることもあります。これは常温で保存すると追熟するためで、黄色から黒になった頃が食べごろです。

味は一般的なバナナよりも甘さが濃く、ねっとりしていて、ちょっぴり酸味も感じられます。生で食べられることが多いですが、アイスクリームなどのスイーツにしてもおいしいです。5~10月頃に市場に出回ります。

島バナナは沖縄では温室の必要がなく、屋外で栽培できますが、大規模な生産者がいないこと、台風などの自然災害に弱いこと、病害虫などの被害を受ける事もあって、生産量が安定しておらず、沖縄県内でも流通量はそれほど多くはありません。長期保存が出来ないので、本土で販売されるのは稀です。上の写真をよく見ると値段が貼ってあるのですが小さいのに1房900円~1,200円と高額なのは、そういうワケがあったのですね。

三尺バナナ

和名をタイワンバナナと言います。一般的なバナナより少し小ぶりで、島バナナよりは台風に強いので、注目されている品種です。濃厚な甘みと酸味のバランスが良く、かおりが高いです。でも、まだまだ流通量が少なく、めったに見られません。

バナナの栄養

バナナ、島バナナ、三尺バナナに栄養面での違いはなさそうです。バナナは消化酵素であるアミラーゼが豊富なので、消化の負担をかけずにエネルギーになります。種もなく、皮をむくだけで、手を汚さずに食べられるので、即効性のあるエネルギー源としてスポーツ選手に重宝されています。マラソン大会の時の給水ポイントにカットしたバナナが置いてあるのは、そのためです。

また、カリウムが豊富なことで知られています。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるので、高血圧、動脈硬化、むくみ、筋肉のけいれんなどに効果があると言われています。

そして、食物繊維も豊富なので、便秘の解消も期待できます。いいところばかりのバナナですが、食べ過ぎると太ります。また、バナナでアレルギー症状を発症する方もいますのでご注意ください。

バナナの保存方法

緑色のバナナは食べられませんので、黄色くなってから食べます。黄色いバナナはすぐに食べられますが、シュガースポット(茶色の斑点)が出てくると熟した証拠なので、それまで保存しても良いでしょう。バナナは風通しの良いところで常温で吊るして保存します。置いてしまうと、下の部分が重みで傷んでしまうからです。

25℃以上になるとバナナが傷んでしまいます。しかし、そのまま冷蔵庫に入れると皮が真っ黒になってしまいますので、新聞紙に包んでから冷蔵庫の野菜室で保存してください。

沖縄ではお供えにもなる!

旧盆の時など、仏壇に果物をお供えしますが、沖縄ではりんごやみかんと一緒にバナナもお供えします。沖縄に来たばかりの頃は、とても南国らしい!と思いましたが、それだけ身近な食べ物であると沖縄の人々が考えているからでしょう。

理解が深まるとバナナもさらにおいしくなりますね。おいしく食べると、心も体も健康になりますね。

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