3月5日は珊瑚の日です

珊瑚礁

3月5日は3と5の語呂合わせから、世界自然保護基金(WWF)によって1996年に珊瑚の日が制定されました。そんなわけで沖縄のサンゴについて調べてみました。

サンゴは植物じゃない!?動物ってホント?

サンゴは動かないので海藻の仲間のように思われがちですが、クラゲやイソギンチャクの仲間で刺胞(しほう)動物の一種です。

サンゴをよく見ると小花のようになっていて、これを「ポリプ」と言います。このポリプひとつひとつが動物です。ポリプの先端には毒針のある触手があって、動物プランクトンなどを捕まえてエサにします。

動物なので、産卵して子孫を増やします。サンゴの産卵はとても神秘的なのでダイバーからの人気も高いです。

沖縄のサンゴ

世界には約800種類のサンゴがあり、沖縄では約200種類ものサンゴが確認されていて、初心者でもたくさんのサンゴを見ることが出来るので、サンゴを目当てに沖縄でダイビングを楽しむ人が多いのです。サンゴは大きく分けてサンゴ礁をつくる造礁サンゴと単体で生息する非造礁の2つに分類できます。

造礁サンゴは、ハナヤサイ、ミドリイシ、コモンなどで、テーブル状、枝状、キャベツ状などの形をしています。

非造礁サンゴには宝石に使われるアカサンゴやモモイロサンゴ、シロサンゴ、ベニサンゴなどがあります。

サンゴの役割

サンゴ礁は地球上の海の0.2%しかありませんが、その0.2%のサンゴ礁に海全体の魚種の65%が生息しています。魚だけでなく、いろいろな生物が卵を産み育て、微生物→甲殻類→魚類と命がつながっていきます。その魚を陸上の小動物たちがエサとして食べ、その小動物を大きな動物がエサとして食べます・・・。つまり、サンゴ礁は海の命の起源であり、地球全体の命の起源とも言えます。

珊瑚礁

サンゴの役割は魚たちの住み家になるだけではありません。サンゴは、動物ですが植物のように二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出します。サンゴが光合成をしているわけではなく、ポリプの中に共生している
褐虫藻という藻の仲間の働きによるものです。

また、海を浄化する働きや防波堤のような役目も果たしています。沖縄の白い砂浜はサンゴが粉々になったもので出来ています。つまりは海中の生物だけでなく、地球に大きな役割を果たしているのです。

サンゴ礁ウィークはイベント盛りだくさん!

サンゴ礁は地球にも人々にも、とても大切なものですが、様々な要因でサンゴが死んでしまいます。温暖化やオニヒトデの大量発生、生活排水による水質汚染、ゴミの不法投棄、埋め立て、赤土の流出、乱獲、ダイビングのための無理なアンカリングやフィンキックによるもの、釣りによるものなどが原因と考えられています。

気の遠くなるような長い年月をかけて出来上がったサンゴ礁も、ちょっとしたことで壊れてしまいます。

そこで、毎年3月5日のサンゴの日を中心に”サンゴ礁ウィーク”が制定され、サンゴの大切さを多くの人に知ってもらおうと、たくさんのイベントが開催されます。この機会に是非サンゴについて学び、サンゴ再生プロジェクトなどに参加してみて下さい。

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